2013年2月19日火曜日

PM2.5とは


PM2.5とは「微小粒子状物質」という、大気中に浮遊する微粒子のうち一粒の直径が2.5μm(2.5mmの1,000分の1)以下の粒子状の物質です。

なぜPM2.5が人の健康に害を及ぼすと話題になっているかというと、粒子があまりにも小さいため呼吸器系の奥まで入りやすいからです。

人間の髪の毛やスギ花粉などよりもかなり小さいものなので、普通のマスクでは防ぐことができません。

PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす原因にもなり、肺胞などの気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられています。

代表的な微粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒子の直径0.1~0.3μmの範囲内にあるため、発がん性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康影響との関連が懸念されています。

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